ハチミツの抗菌作用

ハチミツには、抗菌作用がある

皆さんは、ハチミツに抗菌作用があることをご存知ですか?

ハチミツには、抗菌作用があるとされている「グルコン酸」が含まれています。
グルコン酸は、消毒液などにも含まれる成分の一つです。
*抗菌のみならず、整腸作用がある成分としてもしられています。

昔から、おばあちゃんの知恵として、風邪をひいたときや喉が痛いときに「ハチミツ」を使った「ハチミツ大根」などを食べたことがあるかもしれません。
このおばあちゃんの知恵は、経験から裏打ちされたものだったのですね!

MEMO
抗菌というとき、主に2つの作用があります。菌の細胞を破壊する殺菌的な作用と、菌をそれ以上増やさない静菌的な作用。グルコン酸が含まれている消毒液は殺菌作用があることが確認されています。
参考:http://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00011534

抗菌作用があるはちみつを食べることで、菌にさらされる喉に効果があるといわれているのですね。

はちみつの種類で抗菌作用は変わるの?

ハチミツの種類によって、抗菌作用は変わるといわれています。
数年前から、日本でも手に入りやすくなった「マヌカハニー」こちらも、代表的な高い抗菌作用を持つハチミツの一つです。

マヌカハニーは、マオリ語の「マヌカ」という植物の蜜から作られたハチミツを指します。
「マヌカ」は日本語で「ギョウリュウバイ」。オーストラリアやニュージーランド原生の植物です。
そのため、マヌカハニーはオーストラリア産や、ニュージーランド産となり、特に日本ではニュージーランド産のマヌカハニーが有名ですね。

ニュージーランドでは、医療用として使われる場面もあるそうです。
マヌカハニーが持つと言われているパワーをご紹介します。

  • ピロリ菌を殺菌する効果がある
  • 胃痛に効果的
  • ニキビなどの肌トラブルへの効果がある

これらも、すべてハチミツが持つ菌をやっつける効果があるからこそ。

「マヌカ」はティーツリーとも呼ばれ、植物の中でも殺菌力を持っています。
有名なキャプテン・クックが「マヌカ」を使ってお茶を入れたことからこのような名前が付いたのだとか。
ハーブティーとして利用されていたわけですね。

アロマオイルにもティーツリーという、ツンとした香りの物があります。
性格に言うと「マヌカ」とは別の物から作られているのですが、同じ系統の植物で、やはりこのオイルも病気になったときなどに使われることが多いですね。

「マヌカ」の花の蜜から作られるマヌカハニーは、このような理由から通常のハチミツと比べて約8倍(諸説あり)の抗菌活性を持つハチミツともいわれているのです。

マヌカハニーの他にも、高い抗菌作用を持つハチミツは存在するのか?

答えは「存在します」です。
私が最近知ったのは、すでに記事にしている「針なしミツバチのハチミツ」です。
日本には、ほとんど流通していないこのハチミツですが、抗菌活性は通常のハチミツの約10倍ともいわれています。

取り扱っている業者がほとんどいないため、入手は非常に困難ですが、スーパーフードとして海外で話題になりつつあるハチミツです。
こちらの情報は、徐々にアップしていきますので、これからぜひ参考にしてください!


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