胃腸炎(ノロウイルス)に対するハチミツの効果

冬になると流行ってほしくないのに、毎年大流行。。。
胃腸炎!

冬に流行る胃腸炎は「ノロウイルス」春先に流行る胃腸炎は「ロタウイルス」が多くを占めるといわれています。
果たして、ハチミツはこのような胃腸炎に対する効果があるのでしょうか?

ハチミツは胃腸炎の回復をサポートする栄養素が豊富

ほとんどの胃腸炎は、症状は下痢や嘔吐など辛いものがありますが、数日~1週間程度で回復するといわれています。
症状があるうちは、経口補水液などで水分を適切に補充して、症状が治まるのを待つしかありません。
下痢止めなどは使わず、菌をすべて出してしまうことが重要です。

ハチミツが、胃腸炎を直接的に治す効果はありませんが、回復するために貢献できることが、主に3つあります。

 

①下痢などで失われるミネラルを補給できる。
下痢が続くと、ミネラルなども一緒に失われ、脱水症状が加速してしまいます。
ハチミツを摂取することで、下記のようなミネラル補給が可能になります。

はっちっち

ハチミツと少量の塩、飲みにくければレモンなどを入れたドリンクをつくると、イオン飲料になりますよ

ハチミツに含まれるミネラル

カルシウム


マンガン
リン
硫黄
カリウム
ナトリウム
ケイ素
マグネシウム
ケイ酸

②少量でもしっかりカロリー(炭水化物)の摂取ができる。

胃腸炎になると、食欲もなく、急激にパワーがなくなってしまう人も多くいます。
ハチミツは、少量でもしっかりとカロリーを補給でき、すぐにエネルギーになってくれるスーパーフード。
はちみつ大さじ1杯で60kcalを摂取することができます。

ハチミツは、単糖類と呼ばれ、消化することなく、すぐに体に吸収されます。
つまり、胃腸に負担をかけません

下痢などで辛いときには、ぜひハチミツをスプーン一杯でも補給してエネルギーをチャージしてみてくださいね。

③整腸作用が期待できる。

ハチミツに含まれている「グルコン酸」や「オリゴ糖」は整腸作用が期待される成分です。
オリゴ糖が乳酸菌のエサになり、善玉菌を増やしてくれます。
整腸剤を飲むでもOKですが、手元にあるハチミツをうまく活用することで、お腹の調子を整えてくれることが期待できますよ。

胃腸炎にならないように、日々の手洗いうがいも重要ですね。
冬は、ウイルスが好む乾燥した日が続きます。
皆様ご注意くださいね。

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